コロナの感染状況も落ち着いてきた秋晴れの祝日。紅葉にはまだ少し早い11月上旬ですが、嵐山・嵯峨野に行ってきました。少しずつ山の木々も色づき始めています。

嵐山・嵯峨野の王道の観光スポットともいえる天龍寺と竹林の小径を訪れました。

【世界遺産】天龍寺と曹源池庭園

臨済宗天龍寺派の大本山、天龍寺。1994年には「古都京都の文化財」として世界遺産にも登録されています。

1339年(暦応2年)に足利尊氏が後醍醐天皇を弔うために創立した、京都屈指の観光地、嵯峨嵐山にある寺院で、京都の禅寺を代表する「京都五山」の中でも第一位とされています。

なかでも曹源池庭園は日本で初めて国の史跡・特別名勝に指定されたことでも有名で、四季折々の草花が庭園を彩ります。 嵐山を背景に、本堂の大方丈から曹源池庭園を望む景色は絶景です。

本堂の受付を入って正面にある達磨図はインパクトがあります。 大方丈の中にも黄色バージョンの達磨図を発見!

達磨図
黄色の達磨さん

ちょうど金木犀が満開で、良い香りを放っていました。庭園では、それぞれの草花に各国の言葉で名前の札が立てられています。

参拝料は必要ですが、渡月橋から庭園を通り抜けて北門竹林の小径へと向かうこともでき、効率のいい観光ルートとしておすすめです。

天龍寺の参拝料・アクセス

参拝は下記の3つのパターンで可能です。

■庭園のみ

参拝時間 8:30~17:00

参拝料 大人500円、小中学生300円

■本堂

参拝時間 8:30~16:45

参拝料 庭園の参拝料に300円追加

■法堂(雲龍図)9:00~16:30

※土日祝のみの公開(1/1~2は除く)春・夏(お盆)・秋の特別参拝期間は毎日公開

竹林の小径

嵯峨野の名物スポット、竹林の小径にも行ってきました。

「綾鷹」などCMのロケ地としてもおなじみで、よく手入れされた青々と天高く伸びた竹林の景観に、日本の美しさを感じます。

人力車に乗って観光したり、レンタルした着物を着て歩いたりするのも風情があります。人が増える前の朝早くに行くのがおすすめ。入場料などは不要で、誰でも気軽に訪れることができます。

コロナ以前は外国人観光客にも大変人気となりなかなかの混雑具合でした。コロナで観光客が減り(悲しいことではありますが)本来の静けさを取り戻したともいわれています。

だんだん人出は戻ってきていると感じますが、今回祝日のお昼前後の人の多い時間に訪れてもまだゆっくり散策できました。

周辺のおすすめランチ  嵐山喜重郎

竹林の小径から、メインの通りに出てきたところ でアクセスのよい和牛のお店、嵐山喜重郎でお昼ごはんにしました。

日本庭園を眺めながら食事が出来て雰囲気も良く、消毒や座席の配置、パーテーションもありコロナ対策もしっかりされているお店で安心して食事を楽しめました。

とにかくお肉(和牛ロース)がとろけるようで、絶品だったのでおすすめしたいと思います。

和牛ロースステーキ丼湯豆腐付き(3,400円)

京都は湯豆腐や湯葉などの料理がイメージされますが、喜重郎さんの和牛はとてもおすすめです。

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