
11月20日、紅葉シーズン真っ盛りの滋賀県を観光しました。
今回は日本紅葉の名所100選にも選ばれている、滋賀県東部にある湖東三山のひとつ「百済寺(ひゃくさいじ)」へ。
湖東三山とは滋賀県湖東地方の3つの天台宗の寺院で、西明寺(さいみょうじ)、金剛輪寺(こんごうりんじ)、百済寺(ひゃくさいじ)のことです。

表参道の中腹に駐車場があります。駐車場からもう見事な紅葉がお出迎え。

駐車場の周辺には売店もあり、名物の赤こんにゃくの田楽を食べました。
売店付近には「長寿桜」があり、この桜は年を越えて、なんと10月上旬から2月上旬まで咲くそうです。桜と紅葉を一度に楽しめるなんて、なんだか贅沢です。

百済寺 喜見院庭園
受付を済ませて、まずは庭園をぐるっとまわります。喜美院庭園は県内最大級の回遊式の庭園で「天下遠望の名園」と称され、とても見応えがあります。
池には色とりどりの鯉が優雅に泳いでいて、鯉のエサが100円で売られていたのであげました。

赤・黄・オレンジ 色とりどりの紅葉が美しい庭園です。

庭園から上がったところに遠望台があり、遠くに琵琶湖の湖面も望むことができます。

百済寺の参道 階段をのぼる
庭園から表参道に出て、さらに石垣の階段を上っていきます。
友人から事前に階段がきついと聞いていましたが、脇道には階段のない「なだら坂」もありましたので、百済寺は他の紅葉のお寺に比べ足に自信がない方でも訪問しやすいところだと思いました。階段、坂のコースどちらを選んでも、通常15分程度の道のりです。

石段を踏み締めながら、早足で上がるとすっかり息が上がりました。階段は461段あるそうです。
百済寺の仁王門と大わらじ

階段の途中に仁王門があり、左右に大きなわらじがあります。仁王様が履くわらじは大きければ大きいほど身体健康、無病長寿のご利益があるそうです。
わらじの奥には、鮮やかな色彩の金剛力士像。修復したてなのか、とても新しく見えました。
百済寺本堂

のぼりきったところに本堂があります。国の重要文化財に指定されています。お堂の中は撮影禁止ですが、美しい観音様の像を見ることができました。
本堂の隣には鐘楼があり、自由に鐘を鳴らせました。除夜の鐘をつく瞬間を思い出しながら、ゴーーーンと打ちます。昭和の名鐘といわれているそうで、よく響く美しい音色でした。
百済寺へのアクセス
名神高速の湖東三山スマートICから車で約8分、駐車場は無料です。
車がないとやはり行きにくい場所ですが、秋の紅葉シーズンには紅葉を見に行くバスツアーもよく旅行会社で企画されますので、車がない方はバスツアーに申し込むのがおすすめです。
番外編:近江牛のティファニー
近江八幡周辺に来たら何度も訪れている近江牛の名店、かね𠮷ティファニー。国産牛のステーキランチをミディアムレアでいただきました。
