無痛分娩の出産でも陣痛は痛かった!出産体験談 その1
鼻からスイカが出るとか、絶叫するとか・・・会陰切開ってめちゃくちゃ痛そう・・・コワイコワイ

30代も後半、人生いろいろ経験してきたつもりですが、出産に関しては未知の体験。とにかく痛そうで怖くて、お金がかかったとしても痛みを少しでも和らげられるのならと思って、総合病院で「無痛分娩」での出産を希望しました。

39週、ほぼ予定日通りに自然陣痛からの「無痛分娩」でかわいい我が子を出産した時の体験を記しておきます。

痛みの程度は人によるみたいですが、私は無痛分娩を選択しても陣痛やお産は痛かったです。でも、もし麻酔がなかったらもっと痛かったと思うと耐えられたのか自信がちょっとありません。麻酔のおかげで痛みの程度が軽減されて、旦那さんや助産師さんと会話をしながら、落ち着いて赤ちゃんとの対面の時を迎えられたので無痛分娩を選択して本当に良かったと思いました。


0:20 定期的に生理痛のような痛みがあり、これはもしや?と思って、陣痛のカウント開始。

2:00 軽い生理痛くらいの我慢できる痛みだけど、6〜8分の間隔なので心配で病院に電話してみる。もう少し家で様子をみるか、ただの前駆陣痛だったら帰ってもらうかもしれないけど来てもらっても、どちらでもいいとのこと。

2:30 旦那と相談して、とりあえず一度病院に行ってみることに。

3:00 病院に到着。練習だったのか、なぜか3人のお医者様による内診を受ける。子宮口はまだ1cmで痛みもそんなに強くないので、一旦帰ることを勧められた。もしこのまま入院して、お産が進まず退院することになると、1泊で5〜10万自費かかる場合もあると聞いてびびり、一度帰宅することにした。

7:50 家に帰ったものの痛みで眠れず、痛みの間隔がずっと4〜6分なので再び病院に電話。朝ごはんは食べる気にならず、ゼリーだけ食べた。

9:00 旦那に仕事を抜けてきてもらって再び病院へ。内診しても子宮口は変わらず1cm、病院で横になっていると陣痛間隔は7〜8分、強めの生理痛くらい。本当の陣痛だったら話せないくらい痛いので、痛みの程度から前駆陣痛かもしれないと、またも帰ることを勧められた。でも、病院までは片道40分から1時間かかるし、家に帰っても不安なまま陣痛カウント続けるだけなので、そのまま入院を希望。

12:00頃まで 仮の病室でひとりで痛みに耐える。痛みはだんだん強くなってきた。

12:00 病室が満室なので、と陣痛室に移った。昼食が出たけど、痛みの間隔が4分程度と短いので痛むたびに横になり、おさまったら食べるのを繰り返してごはん半分とおかずは食べた。なるべく食べないとと思いながらも、メインの鶏肉はキツくて食べられない。

14:00 痛みの間隔5〜6分。痛い時は全く動けず、痛くない時に素早くトイレや歯磨きを済ませる。

15:00 旦那さんを部屋に呼んでいいよと聞き、来てもらった。事前に分娩室しか入れないと聞いていたので入れないと思ってた…!変わってたみたいで良かった。

16:30 旦那と一緒に痛みに耐える時間が続く。陣痛間隔5〜6分、子宮口はまだ2cm。動くとすぐ痛みが来るけど、お産が進んだ方がいいので、とのことで旦那と病棟内をお散歩…ちょっと動くたびに痛くなり立ち止まって深呼吸をするの繰り返しでゆっくり歩いた。

18:00 夕食(牛肉らしいけど、見てもない)が来るも痛みが辛くて起き上がることもできず、全く食べられなかった。代わりに旦那にゼリー飲料をいくつも買ってきてもらう。陣痛の合間にさっと飲めるゼリー飲料が唯一口に出来るもののように思えた。

20:00 子宮口4〜5cm。既にまる2日寝てないのでたまに意識が飛びながら、7〜8分間隔の強い痛みに耐える。波が来るたびに、ベッドの柵にしがみついて、旦那が腰をさすって必死で深呼吸。無痛分娩を希望していたけど、麻酔を入れるのはある程度進んでからとのことで入れてもらえず、ここまで耐えてきたけど、きつくて辛くてもう麻酔入れて欲しいとお願いしました。

20:00過ぎ 麻酔の先生が来て、点滴と無痛の麻酔を入れてもらった。針は痛いけど、それ以上に座って腰を丸めた姿勢で動いてはいけない時に陣痛がきて、痛みに耐えるほうが辛かった。

21:00 無事に麻酔が入って旦那さんを呼び戻した。顔色悪い、と言われたと思ったら血圧が上60台に下がっていた。貧血みたいなふわっとした感覚。点滴増やして足を高くして、血圧90台まで戻ったけど、吐き気がある。

22:00 麻酔が効いて落ち着いてきたので、ゼリー飲料1個と水分を取って私も旦那も休むことに。

翌1:00 麻酔のおかげで、朝になったかと思うくらいよく寝た感覚になって起きた。子宮口5〜6cm、痛みは全然なし。

強烈な陣痛の痛みから離れて、少しでも体を休めることができて、無痛分娩本当にありがたい…

後半につづく

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